ランニングと健康についての様々な意見

先週たまたまランニングについての異なる2つの意見を見聞きしました。

一つは木曜日にラジオで放送された評論家山田五郎氏の「マラソンブーム、実は不健康」という皇居ランナーの増大による様々な問題を下敷きにした意見。この中で同氏は走る事が体に悪いのは周知の事実として、走る事によって得られる達成感を自己満足と紙一重、自分にとって心地よい事だけしか受け入れたくないもの、身勝手な達成感と一刀両断しています。

かたや金曜日の日経新聞には「能力アップ・走って実感」というランニングによる脳の神経回路の活性化についての記事が載っていました。ランニングなどの「軽い」運動後に脳内の前頭前野と海馬が活性化する、というもの。前頭前野(46野)は類推、選択、判断および注意、集中、メモリー効果、に関わり、一方海馬が活性化すると本能的な欲求が抑制され認知機能が高まる、ということ。前頭前野は最大摂取量の50〜60%の中程度の運動で活性化し、海馬はより低強度のランニングで最も活性化するらしい。
鏑木毅さんにもインタビューしていて走りながらいろいろなイメージを形成化したり、山を走る事で前向きで新鮮な気持ちを保てることなどが語られています。

話を山田氏に戻すと、やや嗄れ気味で時々小さな咳をしながら語る山田氏の声に、そういえば同氏は喫煙者で喉頭がんの治療でラジオの番組を休んでいたことがあったなぁと思い出し、思わず「お前が健康について語るな!」とツッコミを入れたくなりましたが、全く走らない人のランニングブームに関する冷ややかな意見は、私たちでさえ眉をひそめるようなマナーの悪い一部のランナー達に対しての一般社会からの正直な意見でもあるような気がしました。

また、日経の記事でも走りすぎは脳にも悪い、という記述もあり競技者でないファンランナーの自分も「過ぎたるは及ばざるが如し」の言葉にあるようにランニングもほどほどがよいのだ、とあらためて思いました
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by run-lenotre | 2012-07-22 02:09 | トレーニングなど | Comments(0)