信州戸隠トレイルランレース&アウトドアフェスタ45キロ
2012年 11月 08日
さて、大会当日。
ロング45キロのスタートは午前7時で、1時間半ほど前に会場に到着。
・・・寒い、寒いです。CAP2の半袖シャツの上にジップTシャツとアームカバー。その上にモンベルのウルトラライトシェルを着てさらにその上にウィンドストッパーを羽織りました。
下は今シーズン初めてC3フィットのロングタイツを履きました。膝にはニューハレ。
地元の首長、大会関係者のご挨拶の後、本日の特別ゲストおなじみ鏑木毅さん。
午前7時のスタートと共にまずはゲレンデを登り、しばらく行ってトレイルに入りました。
ロングクラスは定員が350名ですが、早くも渋滞。
あちこちに雪が残っており、丸太の上などは滑りやすい状態。
再び、ゲレンデに。振り向くと北アルプス(多分)の山々の絶景!
景色があるとないとでこんなに印象の違うトレイルレースも珍しい。
ゲレンデのこのあたりは凍って固まっているのでかえって登りやすかったです。
あっという間に瑪瑙山山頂を過ぎ(心配した風もほとんどなかった)、今度はゲレンデの下り。
序盤であることと、凍結していることから慎重に慎重に。
問題は次の飯綱山の登り。
・・・完全に凍っています。石の上もツルツル。アイゼンが欲しくなります。
両手も使って登って行きます。
前方に飯綱山山頂が見えてきましたが、ここはピークハントなしで右に折れ、下りに入ります。
下りの景色がまた絶景。私は気がつきませんでしたが、富士山まで見えたそうです。
景色は「絶景」でも、急斜面の下りは凍結状態でこちらは「絶叫」。
あちこちで「うわぁー」「きゃーっ」などの声が聞こえてきます。
私もクマザサなどにつかまりながら何とか降りていきました。
やっとのことで森の中まで降りてきて一息。
かなり汗をかいてきたのでここでウィンドストッパーとライトシェルを脱ぎました。
木漏れ日の美しい気持ちのいいトレイル。
16キロの第一エイドで2時間遅れでスタートしたミドルクラスのトップ選手に追いつかれました。
速い・・・。
その後、ゆるゆる走っているとまた選手に抜かれました。
追い抜きざま小声で「ファイトで〜す」と言われてゼッケンをよく見るとゲストランナー鏑木毅の文字。
あっという間に見えなくなってしまいました。
しばらく行って一旦交通量の多い舗装路に出ていよいよ宝光社の石段。274段。
第二回に出たときは地元旅館の女将さん達による名物エイドがありました。
今は・・・、忙しいんでしょうね。パワースポットだし。
登り終えたところで帽子と手袋を取ってお参り。
そこから右に曲がりまたトレイルへ。
しばらく行って今度は小鳥ヶ池。ちょうどお昼ちょっと前だったのでベンチに座っておにぎりを食べているランナーもいました。私もここでジェルを一つ投入。
しばらく行くと大きな石。硯石だそうです。
やっと着きました。第二エイド。鏡池です。
私が着いた時はややさざ波が立っていて戸隠連峰は池面に映らず。残念。
エイドにはコーラ、ムサシ、バナナ、梅干など。必要充分でした。
エイドをでて、小川などを越えながら奥社の参道を目指します。ここは信越五岳のコースの逆を行くことになります。
奥社への参道との交差点、随神門。さすがに人が多い。
森の中からバンガローが並ぶキャンプ場を過ぎていよいよ戸隠牧場。第三エイド。
寒くなってきたからか牛はもういません。9月の信越でここを通れないのはまだ牛さん達が放牧されているからでしょうか。ランナーが多数走ってきたらビックリしてお乳が出なくなるかも知れませんね。
広大な草原を牛の糞を避けながら横切って、林道の登りに入ります。
この砂利道。登りが延々とまっすぐ続きます。
足がまっさらな状態なら走れなくもないですが、走れません。みんな歩いています。
この林道、本当にまっすぐ延々と続きます。
このまま折り返しか、という淡い希望を打ち砕くトレイル。
やっと折り返し地点が来て、ここから古池までは信越五岳でも走ったことのある下り。
両膝と右アキレス腱、左腿側面の痛みに耐えながらトロトロ走ります。
・・・やっと着いた古池。池周囲の木道は新しくなっており、水量も少なかったことから「池に落ちる〜」という恐怖感はなくなりました。
一旦道路に出て、牧場に入る手前でいつもの「渡渉」。やっぱりシューズがビシャビシャになりました。
牧場に帰ってくると段々日が傾いてきてさびしい雰囲気。
再び戻って来たエイドにはもうコーラはありませんでした。
それでもコンソメスープをもらって元気を取り戻し、トイレに行ってからいよいよ最後の5キロへ向かいます。
この時点ではキロ10分は掛かると計算しており、制限時間の1時間半前にはゴール出来るとやっと安心出来ました。川を飛び石で渡って行きます。
いよいよ帰って来ました。スキー場の駐車場まで来ればあとは2〜300メートル。
そしてゴール。最後の5キロは何とかキロ8分で来られました。
それにしても足が痛い。完走後、名物の振る舞い蕎麦をいただいた後、急激に寒くなって来たので早々に着替えました。
戸隠トレラン。景色は最高でしたが、それなりに厳しい大会でした。
自然保護の観点からか禁止になったポールの分、足にダメージがきた感じです。
ロング45キロのスタートは午前7時で、1時間半ほど前に会場に到着。
・・・寒い、寒いです。CAP2の半袖シャツの上にジップTシャツとアームカバー。その上にモンベルのウルトラライトシェルを着てさらにその上にウィンドストッパーを羽織りました。
下は今シーズン初めてC3フィットのロングタイツを履きました。膝にはニューハレ。
地元の首長、大会関係者のご挨拶の後、本日の特別ゲストおなじみ鏑木毅さん。
午前7時のスタートと共にまずはゲレンデを登り、しばらく行ってトレイルに入りました。
ロングクラスは定員が350名ですが、早くも渋滞。
あちこちに雪が残っており、丸太の上などは滑りやすい状態。
再び、ゲレンデに。振り向くと北アルプス(多分)の山々の絶景!
景色があるとないとでこんなに印象の違うトレイルレースも珍しい。
ゲレンデのこのあたりは凍って固まっているのでかえって登りやすかったです。
あっという間に瑪瑙山山頂を過ぎ(心配した風もほとんどなかった)、今度はゲレンデの下り。
序盤であることと、凍結していることから慎重に慎重に。
問題は次の飯綱山の登り。
・・・完全に凍っています。石の上もツルツル。アイゼンが欲しくなります。
両手も使って登って行きます。
前方に飯綱山山頂が見えてきましたが、ここはピークハントなしで右に折れ、下りに入ります。
下りの景色がまた絶景。私は気がつきませんでしたが、富士山まで見えたそうです。
景色は「絶景」でも、急斜面の下りは凍結状態でこちらは「絶叫」。
あちこちで「うわぁー」「きゃーっ」などの声が聞こえてきます。
私もクマザサなどにつかまりながら何とか降りていきました。
やっとのことで森の中まで降りてきて一息。
かなり汗をかいてきたのでここでウィンドストッパーとライトシェルを脱ぎました。
木漏れ日の美しい気持ちのいいトレイル。
16キロの第一エイドで2時間遅れでスタートしたミドルクラスのトップ選手に追いつかれました。
速い・・・。
その後、ゆるゆる走っているとまた選手に抜かれました。
追い抜きざま小声で「ファイトで〜す」と言われてゼッケンをよく見るとゲストランナー鏑木毅の文字。
あっという間に見えなくなってしまいました。
しばらく行って一旦交通量の多い舗装路に出ていよいよ宝光社の石段。274段。
第二回に出たときは地元旅館の女将さん達による名物エイドがありました。
今は・・・、忙しいんでしょうね。パワースポットだし。
登り終えたところで帽子と手袋を取ってお参り。
そこから右に曲がりまたトレイルへ。
しばらく行って今度は小鳥ヶ池。ちょうどお昼ちょっと前だったのでベンチに座っておにぎりを食べているランナーもいました。私もここでジェルを一つ投入。
しばらく行くと大きな石。硯石だそうです。
やっと着きました。第二エイド。鏡池です。
私が着いた時はややさざ波が立っていて戸隠連峰は池面に映らず。残念。
エイドにはコーラ、ムサシ、バナナ、梅干など。必要充分でした。
エイドをでて、小川などを越えながら奥社の参道を目指します。ここは信越五岳のコースの逆を行くことになります。
奥社への参道との交差点、随神門。さすがに人が多い。
森の中からバンガローが並ぶキャンプ場を過ぎていよいよ戸隠牧場。第三エイド。
寒くなってきたからか牛はもういません。9月の信越でここを通れないのはまだ牛さん達が放牧されているからでしょうか。ランナーが多数走ってきたらビックリしてお乳が出なくなるかも知れませんね。
広大な草原を牛の糞を避けながら横切って、林道の登りに入ります。
この砂利道。登りが延々とまっすぐ続きます。
足がまっさらな状態なら走れなくもないですが、走れません。みんな歩いています。
この林道、本当にまっすぐ延々と続きます。
このまま折り返しか、という淡い希望を打ち砕くトレイル。
やっと折り返し地点が来て、ここから古池までは信越五岳でも走ったことのある下り。
両膝と右アキレス腱、左腿側面の痛みに耐えながらトロトロ走ります。
・・・やっと着いた古池。池周囲の木道は新しくなっており、水量も少なかったことから「池に落ちる〜」という恐怖感はなくなりました。
一旦道路に出て、牧場に入る手前でいつもの「渡渉」。やっぱりシューズがビシャビシャになりました。
牧場に帰ってくると段々日が傾いてきてさびしい雰囲気。
再び戻って来たエイドにはもうコーラはありませんでした。
それでもコンソメスープをもらって元気を取り戻し、トイレに行ってからいよいよ最後の5キロへ向かいます。
この時点ではキロ10分は掛かると計算しており、制限時間の1時間半前にはゴール出来るとやっと安心出来ました。川を飛び石で渡って行きます。
いよいよ帰って来ました。スキー場の駐車場まで来ればあとは2〜300メートル。
そしてゴール。最後の5キロは何とかキロ8分で来られました。
それにしても足が痛い。完走後、名物の振る舞い蕎麦をいただいた後、急激に寒くなって来たので早々に着替えました。
戸隠トレラン。景色は最高でしたが、それなりに厳しい大会でした。
自然保護の観点からか禁止になったポールの分、足にダメージがきた感じです。
by run-lenotre
| 2012-11-08 20:16
| トレイルレース