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第9回菅平スカイライントレイルレース

第9回菅平スカイライントレイルレースに参加してきました。
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開催地は信州上田市、菅平高原。コースの後半の小根子岳への登りは過去何度も登った事のあるなじみのトレイルです。
前日受付は土曜の午後からでしたが、今回も渋滞を避けて早朝に首都圏を出発しました。SAで時間を過ごして、上田市内には9時過ぎに到着。10時から営業している日帰り温泉で「まったり」はいつものパターン。

12時過ぎに菅平高原着。とりあえず会場から500メートル程離れた宿に行ってみました。大きめの合宿所を兼ねたような宿に着くとフロントには既に張り紙があり部屋割りがされていました。家内が仕事の関係で応援に来られるかどうか微妙だった事もあり、部屋を基本一人部屋で二人でも泊まれるところを希望したらここになったようです。部屋は8人まで寝られる大部屋。一人使用での追加料金は2000円掛かりますが、トイレも付いており、知らない方と相部屋で気を使うよりは楽だと思います。


翌朝。4時に起床。準備をして5時前に食堂に行くと既に何人かが朝食を摂っていました。昨夜は珍しくご飯を三杯食べましたが朝は一杯。

6時過ぎに徒歩で会場へ。予報ではお天気は曇りでしたが気持ちのいい晴れ。昨夜の雨もすっかり乾いたようです。
開会式の後、スタートは7時。
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芝生の会場から一旦舗装路へ。南にあるゲレンデに向かいます。段々急斜度になっていき、ゲレンデに入って直登。自分は今回もストック使用。

アップダウンを繰り返して第一エイドまではあっという間。またまたアップダウンが続いたのち一旦街に降りて第二エイド。エイドを出てまたゲレンデの登り。
このあとシュナイダー碑をグルッと回るのですが、このあたりの草原の景色は見事。気持ちいいです。

次は牧草地の緩やかな登りをフェンス横目に登ります。第三エイドを過ぎると直線舗装路の長い下り。この第三エイドで四阿エリアを終えて帰ってきたトップの上田瑠偉選手とすれ違いました。・・・速いっ!速すぎです。
エイドで水分(ブドウもあり)を補給しすぎたためか、ここから右脇腹が痛くなり減速。四阿山登山口までのトラバースも思ったように走れません。

ヒイヒイいいながらやっと登山道へ。登りは使う筋肉が違うのか痛みは治まってきました。

ロングの高低差図にはこの四阿山への登りと最後小根子岳への登りがかなりの急登に見えるのですが、ガレているとはいえ、一般の登山道なので手を使うようなところもなく、黙々といけば登り切れてしまいます。

問題は下り。ここではこのあとの小根子への登りがあったのでやや抑えめに下りました。前方をいくランナーの後ろ30メートル位をつかず離れず追走します。

やっと下りきって先ほどの第三エイド(ここでは第四エイド)。トイレ休憩の後、何となくふくらはぎや股関節がヒクヒクきたのでジェルと芍薬甘草湯を投入。ジェルはこの日二本目。
来た道を戻っていよいよ小根子岳への登りに入ります。

ここもガレてはいますが、ストックのおかげで割と楽に登る事が出来ました。小根子岳山頂はやや肌寒く、湿気も感じ、何となく天候が下り坂になる気がしました。

北肩まではきもちのいい下り。北肩を左に曲がり、登山道に戻るまではややテクニカルな下り。そして小根子岳登山道に戻るとかなりテクニカルな下り、と疲れていくに従い段々難易度は上がります。

登山道が終わり、一旦平坦な砂利道に出ますがここは我慢して走り続けます。ゲレンデに出たところで「あと5キロで〜す!」とスタッフの方の声援。ゲレンデの下りは斜度の割に膝に来るのでここは安全運転。

下りきって再び第二エイド(ここでは第五エイド)。

最後の登り返し。ここでもストックは大活躍してくれました。下り終えると見覚えのある町並み。意外とゴール近くに出て来られました。

最後はちゃんと走ってゴール。

レース前は難しいかと思っていましたが、ゴールタイムは7時間を切ることが出来ました。これは小根子岳への登りと北肩方面をよく知っていたため、これくらいのペースならいけるはず、と思えた事が大きいと思います。


菅平スカイライントレイルランレース。

今年から同日開催となった八ヶ岳スリーピークスがおしゃれで素晴らしいコース・運営ではあるものの、年々「ムラ」的色彩が強くなって、一人では参加しづらい感じがしてきているのに対し、菅平の開放的な景色に相応しくオープンな雰囲気がする同大会は来年で10周年。女性の参加者も多く、華やかな雰囲気に加え、地元上田市長がわざわざ開会式の挨拶にきていることからも、来年も盛り上がりそうな気がします。





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by run-lenotre | 2016-06-13 21:30 | トレイルレース