変わりゆくトレイルラン大会のポリシー

無事に終了した信越五岳。

奥宮選手が宣言通りの魂の走りで堂々の優勝。

あるトップ選手は他選手とのデットヒートで過呼吸となり必死で歩いてエイドまでたどり着きバッタリ倒れて毛布にくるまり数十分、その後起き上がってレースを続行、ところが次の次のエイドではペーサーに抱えられてまた倒れる寸前で到着。完全にリタイアと思われたものが、再び復活。こちらも魂の走りでゴールされていました。デットヒートで競った選手は結局リタイア。等々・・・トップを追った今回の応援は普段見られない国内トップ選手達のハイレベルな戦いとパフォーマンスを見る事が出来ました。


一つ気がかりだったのは、マンパワーの不足もありますが、とうとう信越五岳でも「渋滞」が発生するようになった事です。

出走されたランナーのブログを読んだり出場された方から直接伺ったお話だと黒姫エイドの後の吊り橋で十数分から数十分の渋滞が発生したらしいです。

この橋は荷重の関係で一度に2人しか渡れないのですが、2011年、2016年自分が出た時も数人〜十数人は列を作ったと思います。ネイチャーシーンのロッキンベアでも渡りますがこちらはもっと多くて数十人の列。


石川弘樹さんの大会の美点として「渋滞しない」という事がありましたが、最近それがそうでもない。

昨年の武田の杜でもスタート直後の田園地帯のあぜ道でまず渋滞。

その後、ロードからトレイルへの入口でまた渋滞。今度は10分ほど完全に停滞。

こちらの原因は記念大会で参加人数を1.5倍程に増やした事らしいです。


そして今回の信越五岳。

黒姫〜笹ヶ峰間といえば、100マイルでは黒姫からペーサーがついて走者は増えるし、110キロ選手にとってはペーサーが待ち、関門でもある重要なエイドの手前区間でもあります。

そこで渋滞。

以前、石川さんは自身の大会の参加人数についてコンディションが悪い状態でもトレイルにインパクトを与えない人数に制限している旨をおっしゃっていましたが、信越五岳の100マイル新設でいきなり参加人数が「倍」になったときはちょっと意外な気がしました。


12月に行われる武田の杜もまだエントリーは始まっていませんが、今年の定員は昨年をさらに上回る700人ということ。

山を登ってゴールする昨年までのコースから温泉街まで駆け下る+1.5キロのコースになりましたが、前半のコースには変更がなさそうなのでこのままだと渋滞必至です。

「大人の事情」といえば仕方がありませんが、残念といえば残念です。

これまで石川さんの大会に限って絶対に渋滞することがなかったので、いつもほぼ最後尾からスタートしていました。

しかしこれからはそれなりの位置にスタンバイしてスタート後しばらくはガツガツしていかなければいけないようです。

今年の信越でTOだったり、DNFだった選手に「あの渋滞がなければ・・・・」と思っている人がいないことを祈っています。



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by run-lenotre | 2018-09-23 12:19 | トレイルレース | Comments(0)