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カテゴリ:トレイルレース( 185 )

OSJ新城32Kを終えて

何年か振りにOSJの大会に参加しました。

よくエイドがショボいとか、運営が不安とか言われますが、どうしてなかなかしっかりした大会でした。

コースレイアウトに対し、参加人数が多すぎて初期に渋滞が起こるのはハセツネだろうがキタタンだろうが同じです。古参の運営者はそんな事は気にしません。それでも完走出来る設定にしてあるのだから文句ないだろう、という感じです。

まあ、回を重ねている筈のUTMFなどが突発的な事象などでアタフタすることを考えると運営側に余裕があります。

ただ、新城の場合タイムや順位を狙うとスタートのポジション取りが大きく影響します。

KFCの高水山などがそうですが、後列に並んでスタートすると間違いなく渋滞に何回もはまるので必然的にゴールタイムは悪くなります。もっとも高水山は後列からスタートすると走力にかかわらず第一関門で引っかかる可能性が高くなるのでこれはいただけない。

新城はそういうことはありません。
一応、どこからスタートしてもそれ相応の走力があれば必ず「完走」可能です。

今回、自分はほぼ最後尾からのスタート。

CP1までに100人以上追い越して、CP2ではさらに150人以上、吹っ飛んだり休憩したりしながらもゴールまでにさらに50位ほど順位を上げられたのですから、出だしで渋滞があってもその後は割とストレス無く走れたのだと思います。


最後の方のエイドでバナナとチョコレートが出たのはビックリしました。
水以外は「無補給」で臨んだ大会でしたが、いい意味で期待を裏切られました。


大会中、ずっとMCを勤めていた滝川さん。お疲れ様です。
久々のOSJ大会でしたが、やっぱり長く続く理由があるのだと思いました。



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by run-lenotre | 2019-03-28 21:18 | トレイルレース | Comments(0)

2019 OSJ新城トレイル32K

今シーズンの初レース、OSJ新城32Kに「初」参加してきました。

「新城、エントリーしました!」と知り合いに言うと「キツいですよ〜」と皆に言われました。

確かに累積標高などを見ると距離の割にアップダウンが激しそう。よく「走れないコース」とも言われています。しかし、時期的に参加者の多くがシーズン初レースとなるのでそれもキツく感じる要因ではないかと若干侮ってもいました。

実際は32キロで制限時間が10時間ということからもわかるように「かなりキツい」大会でした。

さて、大会のレポート。

受付が前日のみなので前泊が必要。首都圏からだと大会終了後着替えてお風呂に入っていたらその日のうちに帰って来ても22時過ぎになってしまうところ。

・・・年度末ですが思い切って月曜日お休みをいただきました。


前日の受付は午後2時から。3時ちょっと前に会場に到着してブースをのぞいたり、知り合いの方とお話をしたりして受付を済ませ早々にお宿へ。競技説明会はパス。
折角の温泉旅館に連泊なのでもったいない・・・。早速「名湯」湯谷温泉を堪能させていただきました。このお湯はかなりイイ。

晩ご飯も美味しかったのでレース前でしたが、ついついビールを一本飲んでしまいました。

お腹も満ちて8時には就寝。

翌朝。5時起床。のんびり準備をして6時40分頃宿を出発。7時前に会場駐車場に着きました。
ちょうど64Kのスタート時間でしたが、かなり冷え込んでいたことからしばらく車中で待機。

開会式10分前に会場に。今回は様子見もあってほぼ最後尾に並びました。

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8時にスタート。最後尾なのでゲートをくぐるのに3分以上掛かった気がします。

序盤は流れに乗ってゆるゆると走ります。2.3キロ程先のシングルトラックの登りはじめで渋滞することはわかっていたのでマイペースで。
林道が終わり渋滞。待つこと12分。シングルトラックの登りに入ります。

この大会、登りは急登。下りも急下り。林道と巻き道が続く「走れる」区間も有りますが、急坂で体力をかなり使うので足にきて思うように走れません。

コースレイアウト上、何回か先行ランナーとすれ違う区間が現れます。
シングルトラックでは先行者に道を譲ります。

はじめの九十九折りの下りでペースが落ちます。7〜8人前の女性ランナーが下りになれていないらしく完全にボトルネックになっています。自分の後ろにも十数人〜数十人の列が出来ますが、ここはまだ前半の前半、休憩と思いゆっくり行きました。

岩がゴロゴロしているものの少しトレイルが広くなったところで数人が追い越して行ったので自分も先に行かせてもらいます。
土地柄か、初心者の方が多いのかこの大会では追い越し時に声がけするランナーはほとんどいませんでした。ハイカーとすれ違ったりするときも減速、挨拶するランナーもかなり少なかった印象です。
おそらくハイカーがまだ少なく軋轢がほとんどないのだと思います。


この大会の急登は本当に斜度がキツい。しかも登りと下りがほとんどで間をつなぐ林道やシングルトラックの巻き道が続くパートは2〜3箇所くらいしか記憶がありません。

この上り下りが段々と足を「削って」いきます。

筋疲労から足が上がらずにちょっとした石や根っこにつまずく様になってきました。

本人はかわしているつもりですが足が上がっていない。・・・バリアフリーの大切さがわかります。

巻き道のシングルトラックを数人のトレイン状態で走っているときまず一回目の転倒。

このままでは意識して休憩していかないと大変な事になると、中盤からはちょっと疲れてきたと思ったら積極的にトレイル脇で休憩、補給をするように心がけました。

朝方、寒かったものの日中は暖かく景色も絶景のトレイルラン日和。

エイドはほとんど水しかありませんが充分に補充して行きました。

ジェル2本、柿ピー小袋×2、スニッカーズ(ミニ)×4、ミックスナッツを持参。一回目に転倒したときに右足の内転筋が攣りそうになったので芍薬甘草湯を投入。

13キロ過ぎの急坂を登り切って全体の半分ほどの分岐に到着。ここからはまた下ってくる先行ランナーに道を譲りながら急登を登ります。

・・・いやはや本当に上り下りが多い。

何度か躓きながらやっと先ほどの分岐まで戻って来ました。ここで26.9キロ。もうゴールが見えます。

・・・が、しかしこの分岐を過ぎて少し行った木段の下りで躓いて前方へダイブ。

2〜3段分吹っ飛んだと思います。カラダ全体の右側から地面に落下。

何年か前斑尾の袴岳の九十九折りの下りで吹っ飛んで頭から落ちた時に「ヤベッ!!」と思った以来の大転倒でした。

右胸と右肩を強打。擦過傷は右足の膝上数カ所と右手小指の先。

「イツ〜ッ・・・・」としばらく動けません。一番痛い右肩でしたが、動かすとちゃんと動く。

痛いのは「五十肩」のせいもありました。少し安心。しばらくトレイル脇で座って休憩。
下りはカラダが前傾しているので、躓くとそのまま前方に吹っ飛んでしまいます。

ここからは下りは特に慎重に行くことにしました。

自分よりかなり年配のランナーにスルッと追い越されたのでその後をヘロヘロと追います。

下りで離されて登りで追いつくパターンを何度も繰り返しました。


最後の最後まで「斜度」は容赦してくれません。ゴールのアナウンスが聞こえて来てもまだ急下りの九十九折りが続いています。

このまま急坂で終わりか・・・と思った頃、ゴール会場が見えてラスト数百メートルだけ緩斜面になります。

これまで引っ張ってもらった年配ランナーには申し訳無かったのですが、ここからスパートしてゴール。

これくらいだろうと予想していたタイムよりかは速かったものの、途中転倒したり、休憩して補給(3回くらい)した分時間は掛かっていました。


新城32K。

自分的には武田の杜のような「走れる(というか走りっぱなしの)」コースではなく「山岳耐久」的要素の高い比較的好きなコースレイアウトですが、首都圏からの参加では前後泊必須で費用が「大名旅行」になってしまうことから、来年以降の参加は迷ってしまう大会でした。




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by run-lenotre | 2019-03-26 21:04 | トレイルレース | Comments(0)

モニタリング調査

FunTrails100kのレース前後のモニタリング調査結果が発表されました。

当日はお天気が良かったこともあり、大会前後でトレイルの状態はほとんど変化がなかったという内容でした。

これを読んで以前読んだUTMFについての地元のエコレンジャーが作成した報告書を思い出しました。

同じモニタリングでも、実施する立場によって結果が変わることがよくわかりました。

大会に対し客観的な実施者が行うのと「ある意思」をもって行う実施者の報告がこうも違うのかと・・・。


エコレンジャーの皆さん。

UTMFが皆さんの管理する地域からコースが外れて良かったですね。





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by run-lenotre | 2019-03-09 18:20 | トレイルレース | Comments(0)

2018年の総括

先週末の東京八峰で今年の大会シーズンは終了。
冬の間はまた地道な階段練と時々クロカンスキーとなりそうです。
2月に仕事が立て込むことが決定しているので2月は地味に過ごす予定。
しかも来年は3月下旬に既にトレイルランの大会を予定しているので今度のウインターシーズンは早めに終わりそうです。

今シーズンは10大会を走りました。昨年が12大会だったので大会自体は2レース減。しかし、昨年は最長で50キロレースが2本だったのに比べ、今年は100キロ超が2本、90キロ超が1本など、ロングレースが中心となりました。

昨年のレースで走った総距離が387.5キロなのに対し、今年は549.5キロ。

・・・今年のレースはよく走りました。その分疲れましたが・・・。

相対的目安であるタイムや順位などは残念ながら去年よりも若干落ちています。
加齢が原因なのか、ロングレースの疲れが原因なのかは不明です。

ただ、来年も今年同様にロングレースを2〜3本は入れていきたいところです。

その間のトレーニングとしてショート、ミドルレースも若干。


自分にとっては体重、血圧、血糖値を上げない事が最優先の目標なので、そのためのモチベーションとしての「大会」です。


・・・来年も忙しくなりそうです。



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by run-lenotre | 2018-12-28 20:52 | トレイルレース | Comments(0)
今年で第四回になる東京八峰マウンテントレイルに参加してきました。

第一回は下見に行って応援、第二回以降は出走し、今回が三回目になります。


まだ午前5時台の中央線は三連休最終日だったせいか、徹夜明けの酔客はそれ程いませんでした。

高尾駅北口からスタート地点までは送迎バス。(降車時に500円払います)。

この送迎バス。西東京バスをチャーターしていますが、途中バスがすれ違えない箇所での「待ち」もあり、40分以上掛かります。今回運良く座れましたが立って行くと結構疲れます。

一昨年は最高気温20度に達する季節外れの暖かさ、昨年はスタート地点のアスファルトが霜で真っ白になるほどの激寒でした。今年は寒くもなく、暖かくもないというまずまずの気温でした。お天気は晴れ。

・・・そうは言ってもやっぱり寒いので開会式まで敷地奥の建物の中で過ごします。

7時40分に開会式、ということでスタート地点へ。

今年もゲストの鏑木さん。一緒に写真を撮ってもらいたいランナーの列が数十人出来ています。

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開会式でバスの到着が遅れたためスタートを15分遅らせることが発表され、仕方なくその場で20分以上待ちました。

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スタート位置は、二年前と同じように「上級、中級、初級」のサインを持ったスタッフが目印になります。

自分は中級の前の方に並びましたが、上級の後ろの方には相変わらず「おいおい・・・」というようなランナーやグループが並んでいますが、まあ、そんなものでしょう。

8時15分スタート。まずは4キロちょっとの段々傾斜が急になるロードを走ります。

去年、頑張りすぎてその後のトレイルでヘナヘナになったので所々歩きを入れ足を温存して、いつもの渋滞箇所へ。

今年も約50メートルの渋滞。ですがこの後のトレイルがほどほどのペースだったので助かりました。登り基調で市道山、醍醐丸と順調に越えていって和田峠の第一エイドに到着。

この第一エイド。荷揚げの関係もあるのでしょうが本当に「ショボい」。

500ccのペットボトルに1/4程水が入っており。こちらが「飲みきり用」。
1/2程入ったものが「補充用」。

要するに500ccも補給は出来ません。しかも「水」しかない。
コースの1/3を走ってきてこれはキツいです。その後、また10キロは補給できないのでレギュレーションの500ccしか水分を持ってこないランナーはこれで果たしてもつのでしょうか。自分は1.5L持って走りましたけど・・・。

和田峠を出て陣馬山を巻いて高尾山〜陣馬山のゴールデンハイキングコースに入ります。

三連休の前二日のお天気がよくなかったこともあってか、今年はまた一段とハイカーの方が多かった気がします。

ハイカーとのすれ違い時や追い越し時は声がけして歩いて下さいと大会前にアナウンスがあり、自分もよっぽど広いトレイル以外ではその通りにしていましたが、厳守していたらおそらく陣馬山から城山までの区間のほとんどは「歩き」になって関門に引っかかる気がします。

自分が見ていた範囲ではハイカーに声がけするランナーは半分くらい(声が小さくて聞こえなかったのかも)、すれ違い、追い越しで歩くランナー1/3(減速はする人はもう少しいました)、ハイカーに立ち止まってトレイルを譲るランナー10人に1人位という感じでしょうか。

主催者がろくに啓蒙しないのですから、これは仕方が無いことだと思います。

今回前日に参加者に対しハイカーとのすれ違いや追い越しでは声がけして歩いて下さいというメールが送られてきましたが、開会式でも主催者がこのことをくどいくらい言っておかないとなかなか伝わってはいかないと思います。
そのメールの中でコースの標識の一部が「いたずら」で付け替えられていた旨の記述もありましたが、ハイカーの中にはトレイルランニングをよく思っていない方達が相当数もいるようです。

まあ、そんなかんなで城山手前の第二エイドに到着。ここでは潤沢にお水がもらえます。1.5Lのペットボトルがズラッと並んで取り放題。500ccのソフトフラスコ2本を満タンにしてさらに1Lほど飲みました。
さすがにお腹はタップンタプンでしたが、この甲斐あって今回は脱水や足攣りにはなりませんでした。

城山を高尾山側から登り返して大垂水峠への下りに入ります。足はまだ保っています。それなりに流れに乗って走れました。下って下って国道20号の大垂水峠に到着。

しかし、ここからの登り返しで段々力が入らなくなってきました。

この南高尾丘陵。本当にアップダウンが厳しい。例年になくハイカーの方が多かったのですれ違い、追い越しで歩けたのが逆に助かりました。

数キロ行ったところで毎年出していただいている私設エイドのお世話になりました。大会要項に「本大会は私設エイドを一切認めていません」云々の記載がありますが、主催者の貧弱を極めたエイド(特に第一エイドの水量規制)を再考しない限り自分は「私設エイド」を支持します。コーラ、ファンタ、スポドリ・・・。パラダイスでした。

そこから数キロ行ってやっと第三関門のエイド。ここではチョコパイやら沢山のお菓子類が並んでいますが、残り5キロでこんなに出してもらっても正直あまりありがたみがありません。
そうはいってもチョコパイはいただきました。ゴメンナサイ・・・ありがとうございます。

最後の最後で5人程のグループに追いつけたのでその後に付かさせてもらいました。
心が折れて歩いてしまいそうなパートでこれは助かった。

左側の山の下から電車の音と会場のアナウンスが聞こえてくるともうすぐゴール。
・・・とはいっても一旦会場を通り過ぎて数百メートル線路際を戻るのですが・・・。

アナウンスは表彰式の様です。
表彰式にゴールが間に合わない事はめったにないのですが、この大会とにかく「前倒し」です。

高尾山口駅に下る分岐を過ぎるとさすがにハイカーの姿はほとんど見えなくなりました。

尾根筋を駆け下って京王線の線路脇へ。

線路をトンネルでくぐって少し戻りゴール。
・・・疲れました。足が攣ることはありませんでしたが、木の根っこにつまずいて2回は転びました。
足をグキッと捻ったことも数回。
連戦の疲れか、加齢のせいかは不明です。転んだ事などSTY、阿蘇、オートルート、FTR100でもなかったのに・・・。

ゴール直後、お土産の青森産のリンゴ2個と記録証をもらい、更衣室へ行って着替え始めると外でじゃんけん大会が始まりました。
800人参加の大会でまだ300人もゴールしていないはず・・・。表彰式といい何かと前倒しな大会です。

更衣室を出ると人は多いものの、表彰台周辺は既にガラーンとしています。

これで終了。

そのまま歩いて高尾駅まで行き、中央線に乗って帰宅。


首都圏から始発で行けてその日の明るい内に帰宅できる希有な大会でした。

高尾山というミュシュラン三つ星のエリアで行われ、コースはそれなりにエグいのでドMなトレイルランナーにはたまりません。


・・・ですが近い将来、ハイカーさんとの軋轢で中止に追い込まれるのではないかという気がしてなりません。


自分もハイカーさん達に申し訳ないやらで相当気疲れしたので、今年で最後にしようかと思っています。




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by run-lenotre | 2018-12-25 21:35 | トレイルレース | Comments(0)
今年も行って参りました伊勢の森。

年々、首都圏からの遠征者が減っていくのは寂しいですが、三重、愛知など地元の参加者が多くなるということはそれだけ地元に根付いてきたといえるかもしれません。

自分的にはお伊勢参りと忘年会とトレイルランが一緒になった年末イベント、という感じで今年も月曜にお休みをもらって2泊3日で行ってきました。

土曜日。夜中の2時過ぎに出発。500キロ近い長旅です。

三重県に入ったところのSAで名古屋名物きしめんの朝食。

途中何回か休憩して9時前には伊勢神宮外宮着。

昨年、お参りできなかった外宮にまずお参り。その後、内宮へ。

市営駐車場にクルマを停めておかげ横丁へ。

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まだ11時前でしたが、人気の「てごね寿司」店へ。かつおの漬け丼という感じのてごね寿司のセットをいただきました。・・・うーん、伊勢観光っていう感じがしてきました。

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いよいよ内宮へ。お昼近くなったので人手も増えてきました。

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お参りの後、お決まりの赤福へ。伊勢に来たら必ず食べるもの。赤福ぜんざいです。

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赤福はこしあんですが、ぜんざいには大粒の小豆が入っています。

大満足で大会受付会場へ。

一番で受付したのち、すぐにこの日の宿へ。
まずお風呂に入って6時に夕食をいただき、8時過ぎには就寝。
大会前日にしてはめずらしくビールもいただきました。

翌朝、5時に起きて準備をはじめ、6時にひとっ風呂浴びてからランニングウェアに着替え。

7時過ぎにお宿を出て受付会場に行って、スタート会場まで行くシャトルバスに乗り込みました。

会場に着いたのはスタート40分前。ギリギリまで暖かい控室にいて、開会式が始まる頃陸上競技場のトラックに出ました。

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来賓のご挨拶の後、いよいよスタート。

競技場を出て住宅地を抜けて橋を渡り内宮に向かい「おかげ横町」へ。まだ観光客の少ないおかげ横丁を走って内宮の手前まで行き、折り返し川沿いに橋まで戻りトレイルに入ります。

この大会。前半は登り。後半は下って、細かな上り下りを経てゴールに向かいます。

前半の登り。走れるところは走り、渋滞になったところはそのまま列に沿って流れて行きます。

トレイル両側に積まれた石を崩さないように、というお達しもあったので皆さん割と行儀よく登っていきます。

一旦舗装路に出て朝熊山の頂上の展望台へ。頂上を過ぎてトレイルの散策路を下って登り返します。トレイルに入る手前のエイドはパス。
今回500cc×2本のソフトフラスコ体制で、結局2つあるエイドには立ち寄りませんでした。

再び舗装路を下り、またトレイルに。ここからの登りは結構歩きました。高速コースで前半は登り中心なのでかなり前腿とふくらはぎにきます。

いよいよ下りの始まり。伊勢の大会は距離は短いですが、後半の長い下りはそれなりにテクニックは必要なもののかなり楽しめる高速エリア。

最近のショートレースは「ロードレースの延長」と考えている参加者が多いせいか「手ぶら」ランナーを結構見かけます。
快速の下りエリアで、大抵ボトルネックになって後ろに数〜十数人のランナーを連ねて走っているのもこういったロードの延長でトレイルに慣れていない手ぶらランナーが多い気がします。

あまり遅いランナーには「後ろが詰まっているので譲って下さ〜い!」と声かけして先に行かせてもらいます。
ハイカーに道を譲ったり、登りが優先なのはもちろんですが、山のマナーとしては例えハイキングでも後ろから自分より速いハイカーが来たら譲るのですが、こういったマナーの啓蒙は昔からどの大会でもほとんど行われていないのは残念です。

なんだかんだで下り終わって第二エイド前で折り返し、アップダウンを繰り返す尾根沿いのコースに出ます。

足も結構使っていたので、まだまだ元気なランナーには気持ちよく道を譲りマイペースで先に進みます。

最後、木段の連続する下りが始まるといよいよ最後。木段の下りは想像以上に元気よく駆け下ることが出来ました。足首の角度で下半身の筋肉にかかる負担が変わるようです。

下り終わるとロードの登りが少々。ここで歩いてしまう先行者もいましたが、本当に「少々」なのでここは頑張って走ります。

登り終わり、いよいよ下りと平坦なゴールへ続くロードになります。

自分はせいぜいキロ5分程度しか出せなかったのでここで数人に抜かされました。

最後の300メートル程は4分半くらいまで頑張って上げてゴール。

今回は足が攣ることもなく(最後ちょっとふくらはぎがピクピクしましたが)何とか走れ切れました。

ゴール後、完走証をもらった後、ランナーにはじゃこ飯に干物、アオサの味噌汁、伊勢うどんなどが振る舞われました。
・・・豪華です。お腹が一杯になります。地元のスーパーもイチゴとミカンの試食と販売を行っていて、お土産にそれぞれ買いました。

運営や協賛に関しては年々クオリティが上がって参加して楽しい大会に成長している気がします。

関東からの参加者は初期の頃から比べるとかなり減少してしまいましたが、お伊勢参りと伊勢観光という豪華なイベントがもれなく付いてくるお得な大会だと思います。


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by run-lenotre | 2018-12-18 21:16 | トレイルレース | Comments(0)
こうふ開府500年記念事業として第10回を迎えた武田の杜。

ゴールが山頂から温泉街(!)となり、距離も30キロから31.5キロに延長されました。

前年までのコースと異なる点としてはややロード区間が増え、「走れるトレイルラン大会」だったものが「もっと走れるトレイルラン大会」になったことでしょうか。
昨年定員増が原因による「渋滞」はほぼ解消され、石川さんらしいノンストレスの大会に戻った気がします。

さて、ゴール地点が温泉街になった事から前泊か後泊も考えましたが、今年はまだ遠征が控えていることから、じっと我慢。
土曜日は朝いつものように階段練と日帰り温泉で過ごし、日曜の4時過ぎに首都圏を出発。
例年クルマを停める小学校に5時40分頃には到着しました。

すこし車中でウトウトした後、時計が6時を回ったので受付に。ちょうど受付が始まったところでした。それからまた、クルマに戻りウトウト。今年は暖冬のせいか例年の刺さるような寒さはありませんでした。天気は晴れているものの雲が多い。でも富士山はくっきり。

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7時半の開会式に合わせて再び会場へ。来賓の挨拶の後、境内にてお祓いを受けます。儀式が終了したらスタートまであと10分を切っていました。

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今年の参加者で目立ったのは「手ぶら」の人が多くて10人に1人位はいました。
ポーチにボトル一本の人も多く、いわゆる「ロード臭」が強くなった気がしました。

中盤に並んでいよいよ8時のスタート。
例年の様にスタートして武田神社をぐるっと回って民家の間を抜けていきます。
今年はコースがかわり、しばらくロードが続きます。
段々と急坂になってきて集団がばらけてきたところでやっとトレイルに。少し歩くこともありましたが、立ち止まることはありませんでした。

トレイルにはいってからは大体例年と同じコース。
・・・走れます。走れちゃいます。時々詰まって歩きが入ると一息つける感じ。

シングルトラックで列が詰まって歩いていると横から斜面を無理矢理抜いていく人が何人か。

この大会は「走れる大会」ですが、追い越すときに声を掛ける人はほとんどいません。
5人に4人は黙って横をすり抜けていきます。
ハイカーさんとすれ違うとき「ハイカーさん、います!」と後ろに声かけして減速したらその横を追い越していったランナーもいました。
このあたりはいくら「走れる大会」といってもやはり主催者の啓蒙が必要なのではないでしょうか。

それはさておき、走れるトレイルは続きます。トレイン状態では休む間がありません。時々先行者の前の間隔が空いてしまうと声がけして追い越させてもらいます。また後ろから迫ってきたランナーには「どうぞ!」といって脇に避けて先を譲ります。

15キロ過ぎだったでしょうか、一旦千代田湖畔のロードに出ます。
既に相当足にきていたのでロードもキロ5〜6分ほどでしか走れません。
ここで数人にパスされました。ここまでで既に芍薬甘草湯とマグオンを投入しています。

その後の下り基調の長い林道で復活して何とかペースを戻すことが出来ました。
林道が終わると登りが始まります。登ったり下ったり。
ただ、下りも膝に負担の掛かる程の斜度ではないのでそれなりに走れてしまいます。

昨年まで反対から登ってきた白山を今年は下ります。滑りやすい砂状の表面ですが、斜度はそれ程ないので危なくはありません。

下り終わって温泉街まで一気かと思いましたが、その後に木段の急登が・・・。

先行者がトレイル脇の木につかまって攣った足を伸ばしています。
・・・と、自分もそこで左足ふくらはぎがピキッと。
一本の木に2人でつかまってふくらはぎを伸ばすことに・・・。
芍薬甘草湯をもう一包飲もうとしたら古くなっていて中が固まって飲めない状態に・・・。ちゃんと事前に確認しておかないと・・・。

またブレーキ。10人以上に抜かれてしまいました。

しばらくは様子見で走ります。

最後の下り。九十九折りでは自分のスイッチを入れて先行者と後続者との距離を測りながらかなりマジ走りをしました。落ち葉の中に石の転がるややテクニカルな下りでしたが、足を捻ることもなく無事クリア。

舗装路に出ても下り。膝や前腿にもきてますが最後なので頑張ります。

最後の最後。直線でスパートをかけようとすると股関節からハムストリングス、ふくらはぎ、足底がピキピキピキッと攣りそうになり失速。キロ5分くらいまで落ちてしまいあっさり2〜3人に抜かれてしまいました。

それでも何とかゴール。ゴール手前500メートルくらいで待っていてくれた家内が他の知り合いのゴールを見届けている間に荷物預かり場所(2〜300メートル程離れた他建物の3階)まで行って荷物を受け取り、廊下で着替え。

ゲイターと靴下を脱ぐときに両足足底とふくらはぎが攣り、悶絶。着替えに15分以上掛かってしまいました。その後、建物一階ロビーで待っていてくれた家内と落ち合い、会場に戻るとちょうど表彰式が始まっていました。

表彰式を見てから駐車場まで戻るバス乗り場まで歩き、そのままバスに乗り武田神社に戻りました。温泉に入るか迷いましたが、のんびり入ったら帰りの高速は渋滞必至。
来年、温泉に入るなら後泊だなぁ、とあらためて思いました。そのときは仕事、休みます。

バスを降りて門前のお土産屋で「信玄ソフト」とホットコーヒーをいただいてからクルマに乗って帰宅。

渋滞にも遭わず、3時半頃には帰ってこられました。


武田の杜トレイルランニングレース。

ロード臭が強くなって「山のルール・マナー」の意識が弱くなってしまったのは残念ですが、おそらく「日本一走れるトレイルランニングレース」としてこれからも人気が続いていく大会だと思います。
それにしてもコース上の階段や木段、木橋など老朽化した部分がきちんと修理され、新しい板などが貼られていたのは感動しました。関係者の皆さんの尽力に感謝いたします。


来年もこのコースなら本気で「前泊・後泊」の豪華トレイルランツアーもいいかと思いました。



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by run-lenotre | 2018-12-10 21:07 | トレイルレース | Comments(0)
朝練の後、部屋でゴロゴロしているとピンポーンとインターホンが鳴り、郵便局の人が荷物を。

開けてみると修行走のTシャツと郵便為替が。

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台風の影響で林道が崩落して復旧が間に合わず大会が中止になって、返金とTシャツの送付がされるとHP等では知っていましたが、本当に送ってきてくれました。

これ、手間と労力を考えたら絶対に赤字ですよね。
自然災害で中止の場合は返金されないと要項にも書いてあった気がしますが、何だか申し訳ない気がします。

お布施や災害復旧に役立ててもらってもよかったのに・・・。・・・でも主催者の方の誠意を強く感じました。

来年もエントリーしますね。お参りを兼ねて試走も行こうかな、と思ってしまいました。


中止と言えば同じ週末に開催予定だった東京郊外の三つ星も取ったエリアの大会も中止に。
こちらは申し込みが最少催行人数に達しなかったため。
トレイルランニングの大会が乱立して競技人口よりも大会数が上回っていることが最大の原因だと思いますが、参加者の大会を選ぶ基準もそれなりに厳しくなってきたのではないかと思います。

鎌倉での騒動もそうでしたが、開催場所の関係所轄署や地権者等に一部でも無届け/無断で開催するような大会はこれから淘汰されていくのではないかと思います。
団体によってはそういったずさんな運営に対して批判をする人を逆に大会の妨害をしたといって損害賠償の訴訟まで起こしているところもあるといいます。

また、昨今の検定ブームにあやかってトレイルランニング関係の検定試験を行うといってテキストを書店で販売しながら、一向に検定試験等を行わない団体もあるようです。


トレイルランナーも情弱ではないので、いい大会は残り、そうでない団体の主催する大会はどんどん敬遠されて淘汰されていくのかもしれません。




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by run-lenotre | 2018-12-01 16:33 | トレイルレース | Comments(0)

FunTrails100k&50K

昨年の不幸な事故により存続が危ぶまれたFunTrails100k&50K。

事故を新聞で知ったという秩父市長の怒りを買って(?)事故の四日後に脊髄反射で後援打ち切り、今後は大会に関わらないと記者会見で宣言までされてしまいましたが、主催者の努力と埼玉県山岳連盟、埼玉県や他の市区町村、観光協会さんたちの協力もあり、2018年無事開催されました。


今年の開催にあたり大きく変更された事が三つ。

当日受付がなくなり前日受付のみとなった事。
事故のあった箇所と武甲山がコースから変更になった事。
100kの出場資格に2年以内の100キロ以上完走1回か70キロ以上2回完走と夜間のトレラン経験が必要となった事。

この参加資格のため今年の出場を見送った人もかなりいたのではないかと思います。

さて、大会レポート。

前日受付。
エントリー時、既に秩父のビジネスホテル等は予約で満杯。
・・・といってもそこは埼玉。
大部屋で気を遣うのも苦手なので、日帰りで受付に行くことにしました。

仕事を午前中に片付けてクルマで秩父まで。都心からでも秩父までは1時間45分程。
お昼に出たら2時前には着いてしまいました。受付を済ませ、ゼッケンをもらうと即帰宅。
早めの晩ご飯を食べて、8時前には就寝。

12時過ぎに起きてシャワーを浴び、朝ご飯を食べて1時半頃出発。SAでトイレなどを済ませてコンビニで翌日食べる用の低糖質ドーナツと飲みものなどを買って会場入り。

特設駐車場からスタート会場まではシャトルバスで10分ほど。
シャトルバスは1台で往復なので多少待たされますが、歩くよりは全然いいです。冷え込まなかったのもよかった。

会場では奥宮さんのブリーフィングの後、昨年の事故に遭われた方のために黙祷。
今年の参加者と大会の無事も祈ります。

招待選手の紹介の後、あっというまにスタート時間に。

今年から変更されたコースではトレイル入口や岩場で何度か「渋滞」が起きました。
しかし、制限時間に余裕のあるこの大会、ちょっとやそっとの渋滞ではみんなカリカリしません。
運営者やボランティアの皆さんには負担ですが、制限時間に余裕があることはランナーにも余裕を与えてくれます。
今回渋滞の度にジェルなどを補給していきました。

少しトレイルを走ったかな、というくらいで9キロの第一エイド到着。すでにおにぎりが出ています。
ここから次のエイドまでは14キロで相当高低差があることからここで充分補給をしておきます。
今回水分は500ccのソフトフラスコを3本。2本はエイドごとに満タンにして残りの1本は区間の長いエリア前で補充して予備としました。

高低図のとおり第一エイドと第二エイドの14キロはかなり登らされるキツいパートでした。
登っても登っても終わらない。ほとんどの参加者がここで足を消耗します。
前回までの武甲山を通るコースは武甲山さえ登れば後はそれ程でもなかった気がしますが、今年のコースは登って降りての落差が激しい気がします。

ヘロヘロで第二エイド。2本のフラスコはほとんど無くなっていました。予備には手をつけていませんでしたが、精神的に持っていてよかった。

第三エイドまでは下り基調。大分「足」使ってます。

第三エイドから一旦住宅街に入り、今度は子の権現までの登り。
名刹子の権現の境内を抜けてしばらく行くと第四エイド。

この大会のいいところはゼッケン下部にコースの高低表が逆さに印刷されていること。ゼッケンをペラッとこちらに向けると次のエイドまでが何キロで高低差がどれくらいあるか一目でわかります。

ここから第五エイドの東吾野までは一見下り基調ですが実はアップダウンのキツいパート。

子の権現エイドで充分補給したつもりでしたが、40キロ付近で突然頭がクラクラして力が入らない事に。
・・・もしかしてハンガーノック?
いいペースでしたが、トレイル脇の切り株に座ってリュックから柿ピー、スニッカーズ等を取り出してモグモグ。
袋入りのスニッカーズは一個が小さいですが、100キロカロリー近くあってジェルよりいいかも。普段は絶対に食べない禁断の行動食です。柿ピーはアドベンチャーレースでも有名な行動食。

5分ほど休憩したら復活してきたので出発することに。途中で段々暗くなってきました。

5Aは天覚山山頂を一旦エイドのために降りてまた登り返すレイアウト。・・・ちょっとゲンナリします。

ヘッドライトを装着して再び天覚山に登りドロップバックが待つ第六エイドへ。個人的にはこの区間が一番キツかった。

飯能と思われる夜景が見えてきてもうすぐエイドかと思うと車道に出ます。
歩道を走りながらやっとエイドだ、と思っていると反対側にランナーの姿。
一旦車道を数百メートル下って横断歩道を信号で渡り、また登ってトレイルに戻るレイアウト。
そしてそこから多峯主山に登って降りないとエイドに着きません。

これで完全にノックアウト。疲労困憊で家内と友人が待つ第六エイドに到着。

家内にフラスコの補充や暖かい飲み物食べ物を持ってきてもらい一息。

もう相当足にきています。膝も痛く下りで思ったように走れません。
エイドに着いたのはスタートして14時間くらいでしたが、残り47キロ。
とても同じ時間で走りきる気がしなく、家内にはゴールは29〜30時間になると宣言して日曜にクルマを運転して帰るのは難しいから秩父周辺に宿を取るよう頼みました。
あらかじめトレイルを100キロ走ったら月曜は仕事にならないと思いお休みだけは取っていました。

一息ついたところでちょうど聖整体院さんがサポートをしてくれていたのでお願いすることに。

腰から大腿四頭筋、腸脛靱帯、ふくらはぎなどをマッサージしていただきました。

先生が「呼吸が浅いね。深呼吸して」というので何回か深呼吸。・・・下半身まで酸素が行き渡っていないようです。

「少し寝ていった方がいいよ」という先生の助言に従って仮眠することに。
あまり眠くはありませんでしたが、マットの上でブランケットを羽織るとあっという間に熟睡。

・・・・・・・・・・。

1時間程でパチッと目が覚め、起きてくると先生が「全然、顔色が違うよ」とのこと。

ここで寝ておいたのが結果としては凄くよかった。
腕時計型GPSをエイドに着いたときにドロップバッグから出した充電器にさしておいたら電池が40%を切っていたものがフル充電されていました。・・・自分もフル充電された気がします。

結局1時間半以上滞在したエイドを後にサポートしてくれた家内と友人に別れを告げて出発。

ここからはほとんど第1回のFTR50で走ったコース。宮沢湖周辺はムーミン村になってしまったので今回は巾着田をグルッと周回。
後半のコースは前半に比べると楽ではありませんが、マイルドになります。

第七エイドまでは12キロありますが、ロードも多くそれ程厳しいパートではなかった。
問題は第七エイドから第八エイドまでの15キロ。ここが最後の難関です。

登る、登る、登る。下ってまた登る。
最後の九十九折りの登りが最高にキツい。
真っ暗な中で前を見るとはるか上方にヘッドランプがチラチラ見えゲンナリします。
あんなとこまで登るのかよぉ〜、とトレイルではお馴染みの愚痴が出ます。

やっとの事で第八エイド。もう第三エイドくらいからずっと数分間は座って休憩するようになっています。ここは仮眠室も満杯。空いていた飯能中央公園エイドで寝ておいてよかった。テーピングサポートのニューハレさんもパイプ椅子二つで仮眠されていました。お疲れ様です。

中盤からエイドではずっと温かいものをいただいていました。味噌汁や雑炊。けんちん汁は汁だけ。白湯も結構飲みました。それでもお腹が張って途中2〜3回はトイレに行くことに。
果物はバナナはほとんど食べず、1回だけA3で出ていたミカンをいただきました。オレンジは胸焼けしますが不思議とミカンは大丈夫。食べ慣れているからでしょうか。また途中のエイドでリュックからネットに入ったミカンを取り出して食べているランナーがいて「あっ、ミカンだ!」と言ったら「ひとつどうぞ」といただいてしまいました。・・・ありがとうございます。

仮眠した第六エイドから後半のエイドでは滞在時間が5〜10分程になりました。ちょっと休憩、補給したら出発する感じです。沢山飲み食いした後はエイドを出てしばらく歩く事にしました。

コースのマーキングはまずまず。分岐には必ず矢印表示があり、その後すぐにテープが巻かれています。
途中もう少しテープがあれば安心出来るのに、というところはありました。
一箇所だけ第八エイドを出てすぐの登りだったか、まっすぐの直登でなぜか矢印が木の幹に左向きに付いていて、その通りに行くと倒木もあるとんでもないトラバースに。先行者も戻ってきて二人で矢印まで戻りました。まっすぐ先を見ると表示のライトがチカチカみえます。テープもヒラヒラと見えます。
結局、後からきたランナー合わせて4〜5人で相談してその表示を幹の後ろ側にひっくり返して見えないようにしました。そのまま直登するとコースは合っていたので後からくるランナーのためにもよかったと思います。

最終第九エイドまではスポーツエイドジャパンの大会などでも走ったことのあるルート。舗装路に出たり、トレイルに戻ったりの繰り返し。難所の両側が切り立った岩場を一番疲れている時間のそれも真夜中の通過でしたが、過去何度も通ったとこがあるのでプレッシャーはありませんでした。

丸山を登り切って下ると最終エイド。舗装路を降りていくと先行したランナーが登ってきます。ここもエイドに一旦降りて登り返すレイアウト。ゲンナリしますが仕方が無い。

最終エイドで少し休憩して補給を済ませいよいよゴールまで。

少し登り返した後は延々と下り。

今年のレイアウト。第1回の時やスポーツエイドジャパンのコースとは若干異なり、緩やかな下りが続く快適なトレイルになっていました。

また膝に軽い痛みが出てきたのでブレーキが必要になるやや急な下りはキツいですが、これなら走れる。

元気な若手ランナー2〜3人には抜かれましたが、あとは一人旅。

GPSを充電時に1回リセットしたのでトータル時間がよくわからなくなっていましたが、最後の下りの途中で明るくなってきたので6時を回った事はわかりました。

以前は確か金昌寺の墓地を通ったコースだったのが、お寺の脇を通るコースに変わったようです。
途中、このコースの後半のコースレイアウトをして今回出走している方とお話しましたが、特にこの最後のレイアウトは素晴らしかった。まさにFunTrails!

秩父市街に出てボランティアの方から「あと5.5キロです」の声。
ここに来てロード5.5キロはツラいですが、とにかくゆっくりでも走る事に。

歩いている先行者に「やっと帰ってきましたね〜」と声がけしながらのラン。

振り向くと声がけした人が走り始めていたりしてこちらも走り続けないといけない気持ちに・・・。

最後の最後、羊山公園の登りで少し歩いてしまいましたが、やっぱり振り向くと先ほど声がけして抜いた人が走り始めていたのでこりゃいかんとばかり走り出しました。

結局、ゆっくりですがほとんどを走る事が出来てゴール。

時間は7時半近く。29〜30時間位掛かると言っていたので家内もゴールにはいません。

とりあえず荷物を受け取って上半身だけ着替えて聖整体院のブースへ。「先生のおかげで完走出来ました」とお礼を言って、ついでにケアの施術をしていただきました。

ドロップバッグを受け取ってちょうど駐車場行きのバスが来たので乗車。出発まで20分ほど待ちましたがウトウトしていたらあっという間。

その後、クルマに戻り駐車場を出て国道沿いのすき家へ行って牛肉2倍のすきやき膳を注文。
お腹を一杯にして家内に連絡すると秩父到着は2時過ぎになるということ。

宿も取ってしまったし、どうやって時間を潰すか考えて秩父駅前に出来た温浴施設に行くことに。
10時のオープンと同時に入ってジェットバス、水風呂、炭酸泉、寝湯(本当に寝てしまった)などをはしご。

リラクゼーションルームで長椅子でゴロゴロウトウトしたのち、家内と落ち合って奥秩父の旅館へ。

・・・のんびりして翌朝戻ってきました。



FunTrails100k&50K。

去年本当に悲しい事故がありましたが、多くの方々の尽力により今年無事に開催され、自分も完走出来ました。

100キロで33時間という「寛大な」制限時間。
ITRAのポイントまでおまけでついてくる上に秩父という観光地としてポテンシャルの高い場所がスタート・ゴール。

秩父市の後援や協力はこの先も得られないかもしれませんが、観光協会さんやその他多くの応援を得て今後も続いていって欲しい大会だと思います。


奥宮さん、やったね!



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by run-lenotre | 2018-11-19 15:44 | トレイルレース | Comments(0)
この大会はまず「トレイルランニングレース」とは名乗っていません。「山岳縦走競技」と書いてあります。

似たような表現でハセツネは山岳耐久レースと名乗っていますが、あちらはHPでも「トレイルランニング」と言っています。オートルートは距離67キロで累積標高が4600メートル、ハセツネは71.5キロで4582メートルなのでコース的には似ているかもしれませんが、最大の違いは制限時間。ハセツネが24時間に対しオートルートは15時間。単純に言ってハセツネを15時間以内に完走しなければならないことになります。

この15時間が無茶苦茶キツい。関門が6箇所のエイドすべてに設けられており、はじめの関門こそ20キロ程で5時間とゆるめですが、コース説明で小川壮太さんが言っていたように10時(スタートは5時)にここを出たのではまず次の関門は間に合わない。少なくとも9時(20キロを4時間)には出ていないといけません。このあと10キロ2時間のペースをここから次の関門までずーっと保って行かないと関門に引っかかります。

コースはトレイルランニングと言っていないように「走れる」部分の非常に少ないレイアウトです。ポールの携帯を推奨していますが、ポールが使える人は絶対持って行った方がいい。但し途中20〜30キロ位の区間は環境問題から使用できません。もっとも三点支持でないと登れない部分もあるのでポールが邪魔になる場面も多々出てきます。

標高が500メートルくらいから2000メートルを超える高さまで行くので、紅葉の時期ということもありコースは絶景です。あいにく雲が出て遠景はほとんどみえませんでしたが、鮮やかな赤から黄色の広葉樹の紅葉や落葉間近のカラ松まで標高差によって変化する植生を満喫できました。

さて、前置きが長くなりましたが、肝心の大会レポート。

土曜日。普通に行けば都心から甲州市はクルマだと1時間半も掛からないところ。前日受付のために早朝に出発したら朝6時過ぎに到着してしまい行くところもない。・・・というわけで自宅で渋滞状況をみながらのんびり。

3時にコース説明会があるので余裕をみて11時に出発。

・・・が、紅葉シーズンのため中央道は高井戸から上野原まで渋滞。下道で行こうと出発しましたが、週末と言うこともあり多摩地区も幹線は渋滞。結局諦めて調布から高速に乗りました。ちょうど渋滞が解消しつつあるところで、何とか3時のコース説明会には間に合いました。

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この日は市内のビジネスホテルに宿泊。宿泊客の半分は大会参加者だったと思います。

夕方6時台に駅前の居酒屋で夕食(アルコール抜き)を済ませ、8時過ぎには就寝。

翌朝、3時前に起床。シャワーを浴び身支度。部屋の窓を開けてみると冷込みはそれ程でもない。

暑くなることも予想されたので水分は500ccソフトフラスコ2本と1.5Lのハイドレに700cc程、経口補給液やスポドリ系を入れました。

4時にホテルを出て15分ほどで会場へ。参加人数が少ない(1カテゴリー200人程度)なのでトイレ渋滞もほとんど無し。

いよいよ5時にスタート。スタートゴール会場からトレイルまでは5キロ程ロードを下り基調で走ります。眼下に美しい甲州市の夜景が広がります。

コンクリートの急坂を登っていよいよトレイルへ。高低図にもあるように前半は急登の連続です。段々明るくなってきてライトは消しましたが、最初のエイドまでは頭につけていくことに。
登って登って源次郎岳山頂。アップダウンを繰り返し第一エイドの上日川峠に到着。時計は8時半をまわったところ。とりあえず順調です。気温は寒くはなく既に大量の発汗。2本のソフトフラスコはほぼエイドすべてで補充することになりました。

コースはほとんどが登りと下り。途中きもちのいい草原(阿蘇の牧草地を小さくしたような感じ)の場所を通りますがあいにくの天気で遠景は望めません。標高が上がるにつれガスってきて眼鏡が曇ります。自分の汗の蒸気で曇っているのかガスのせいなのか段々わからなくなってきます。

このあたりからアップダウンが急なので軽快に走ることが出来ないこともあり、たまたま出会った知り合いで実力者のKさんと並走して行きました。
上日川峠エイドを過ぎてしばらくの狼平からはポール禁止区間なのでここでポールを一旦しまいます。もっともこの先は大きな岩がゴロゴロした急坂で手も使うのでポールはかえって邪魔になったりします。

アップダウンを繰り返し第二エイドに着いて補充だけ済ませて出発。Kさん曰く「制限時間が厳しいので写真も撮っていられない」とのこと。ここで初めてあたたかいお味噌汁をもらいました。結構胃腸にきていて食欲はありませんが、暖かい味噌汁、白湯とブドウなどの果物は入ります。

ここから第三エイドまでは下り基調となります。このあたりから段々足が「削られて」きます。
今回は、右の大腿四頭筋と左の腸脛靱帯に痛みが出始めました。

下って下って舗装路に出て少し登って第三エイドの大和自然学校に到着。

ここで時計を確認して愕然。関門時間まであと30分しかありません。第一エイドで1時間半あった貯金がわずか30分。けっして遅かった訳でもなくまあまあのペースできたつもりでしたが、余裕がない。

時間が無いが疲れている。次のエイドまで10キロ2時間。しかもコースは簡単じゃない。ここで初めてリタイヤを考えました。選手の中にはここでもう上着を着てズボンをはいて「帰り支度」を始める人も。
「絶対、間に合わないよ」「厳しすぎる」そんな声があちこちから聞こえてきます。
椅子に座ってうどんと味噌汁をいただき10分休憩してとりあえず次のエイドまで行くことにしました。

次の深沢峠のエイドまでは登り基調。ポールを使ってもノロノロとしか登れません。
これはもうダメだ、次のエイドでリタイヤしよう。ずっとそんな事を考えながらの道行きです。
Kさんにも置いて行かれました。
頑張っても頑張っても貯金がどんどんなくなっていく。精神的にも相当追い詰められます。

完全にリタイヤ覚悟で着いた次の第四深沢峠エイド。関門20分前。

ここでボランティアさんの一言が運命を変えました。

「次のエイドまでは6キロで〜す」。

何?・・・6キロで2時間なら行けるわ。

ということで補給だけして出発。もう下りは足が痛くてポールを前について早歩きでしか下れませんが、登りは何とか登れるし、斜度の緩い下りならトボトボ走る事も出来ます。

源次郎岳を再び登って長い下りに入りました。下りでは沢山のランナー達に抜かれました。登りはまだ自分の方が速く登れますが、下りは全く走れないのでビュンビュン抜かされていきます。みんな足が痛くないのかな、とおもったらミドルコースの選手達も結構いたようです・・・。

第五エイドに着いたのがゴール制限時間まで3時間を切るくらい。あと10キロ程ですが、最後の5キロはロードなのでここでやっと「完走」がみえてきました。

このエイドで4種のブドウがあったのでそれぞれ味見。「持っていって〜」と言われたので10粒ほどポケットに入れて出発。300メートル程モグモグしながら歩いて行きました。3カテゴリーほとんどの選手がここを通る筈ですが、時間が遅いのか経口補給液からあんパン、ブドウまでかなり余っていたようです。

ここからはロードにはいります。まっすぐ行けばゴール会場だな〜と思っていると道を曲がってトンネル手前から再びトレイルに。

今年からコースに追加された最後の山。・・・これが本当にキツかった。これは罰ゲームに近い。

延々と続く登り。尾根沿いなのでピークがわからず、もう登り切ったかなと思うとはるか前方の高いところに前走者のライトがチラリチラリ。

うわーっ!!!まだ登るのかよ。というのが延々続きます。左手には木々の間に甲州市の夜景。トンネル前まであんなに近づいていた町並みがはるか眼下に遠ざかっています。


延々と登った気がした後、下り基調になってやっと下山が始まりました。この下りではさすがに他のランナーに抜かれることもなくなりました。・・・みんな疲れています。

やっとロードに出たところで最終エイド。ここで水(もう甘いものは飲み飽きていました)を2杯ほどもらって最後のロードに出ました。

キロ7〜8分くらいのペースでポールを突きながら走りましたが、最後の最後、あと1キロ程のところで5人程のランナーに追い越されてしまいました。登り基調ということもありラストスパートの余力は残っていなかったようです。

それでも何とか走りきってゴール。制限時間まで3〜40分以上時間があったので最後は頑張れたと思います。

レース後、周りから「キツすぎる。もう次回はエントリーしないと思う」の声があちこちで聞かれました。

自分も完走出来たのでおそらく「卒業」させていただくと思います。


甲州アルプス Haute Route Challenge。

美しい紅葉、わかりやすいコースマーキング(マーキングのわかりやすさはピカイチ。阿蘇とは比較にならないくらい適切。)、二回目とは思えないこなれた運営とホスピタリティ。
ボランティアさん達の感じのいいこと、いいこと。・・・助けられました。

しかし素晴らしい美点をすべて吹き飛ばす関門時間の厳しさ。
せめて18時間あったら人気大会になるポテンシャルがあるのに。
運営の問題もあるのでしょう。・・・もったいない・・・。


自分史上もっとも厳しかった大会の三本の指に入ると思います。


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by run-lenotre | 2018-11-05 20:22 | トレイルレース | Comments(0)